妊娠・妊婦健診
妊娠・妊婦健診

当院では、妊娠の確認と初期の健診、妊婦健診、4Dエコーを承っています。
市販の検査薬で陽性が出たら、生理予定日から2週間後ごろを目安にご来院ください。早すぎると超音波検査で確認できません。
強い下腹部痛や出血がある場合は、時期を待たずに受診してください。
妊娠すると、生理が来ない、基礎体温の高い状態が続く、眠気やだるさ、胸の張り、においに敏感になる、吐き気といった変化が現れることがあります。
いずれも妊娠に特有とは言い切れず、体調やストレスでも起こります。気になる変化が続く場合はご相談ください。
最終月経が始まった日を0週0日として数えます。出産予定日は初期の超音波検査で測った大きさをもとに確定します。
なかなか妊娠に至らないご相談は不妊症(検査・一般治療)で承ります。
最終月経、月経周期、これまでの妊娠や出産、ご病気やお薬をうかがいます。
妊娠の成立を確認します。
胎嚢が確認できるか、子宮外妊娠でないか、赤ちゃんの数を確認します。初回で心拍が見えないことは珍しくありません。
出産予定日が決まり、市区町村への妊娠届出をご案内します。届出により母子健康手帳と妊婦健康診査受診票が交付されます。受診の流れは初めての方へでご案内しています。
当院では分娩は取り扱っておりません。妊娠32週ごろを目安に、出産を希望される施設への紹介状をお渡しします。それまでの妊婦健診は当院で承ります。
服用中のお薬は自己判断で中止せずご相談ください。市販薬やサプリメントも同様です。
妊娠初期の葉酸の摂取は、胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを低減することが知られ、サプリメントでの補充が推奨されています。
いずれも胎児の発育に影響します。妊娠が分かった時点でおやめください。
生肉、生ハム、ナチュラルチーズは感染症の原因になります。一部の魚は水銀の摂取量に注意が必要です。
風疹などは妊娠中にかかると胎児に影響することがあります。手洗いを心がけてください。
多くは妊娠5〜6週ごろから始まり、12〜16週ごろに落ち着きます。水分もとれない場合は治療が必要です。勤務が難しい場合は「母性健康管理指導事項連絡カード」を発行します。
初期の少量の出血は多くが問題ありません。量が多い場合や強い痛みをともなう場合は、流産や子宮外妊娠の可能性も否定できないので、判断に迷う場合は一度早目にご連絡をください。
風疹の抗体が十分でない場合は出産後の接種をご案内します。詳しくはワクチン接種(子宮頸がん・RSウイルス等)をご覧ください。
多胎妊娠は早産などが起こりやすいため、経過に応じて設備の整った施設をご紹介します。
どのようなご事情であっても、まずは妊娠の状態と週数を確認することが、その後の選択肢を考えるうえで欠かせません。ご相談の内容が他の方に知られることはありません。当院では、母体保護法に基づき、妊娠初期(12週未満)の人工妊娠中絶に対応しています。手術の内容は流産手術・人工妊娠中絶でご案内しています。
経過によっては、これより短い間隔での受診をお願いすることがあります。当院では妊娠32週ごろまで健診を承り、その後は出産を希望される施設へ紹介状をお渡しします。
体重・血圧の測定、尿検査、超音波検査を行い、おなかの張りや胎動の変化をうかがいます。経腹超音波検査の画像(4Dエコーも含め)は自由に患者様の携帯等で撮影いただけます。
血液型、貧血、血糖、感染症、風疹抗体などの血液検査、子宮頚がん検査やおりものの検査などを行います。
貧血の再検査と、妊娠糖尿病を調べる血糖の検査を行います。妊娠24週以降は4Dエコーにも適した時期です。
妊娠中期の逆子は珍しくなく、多くは自然に頭が下に向きます。妊娠30週を過ぎても続く場合は、体操や姿勢の工夫をご案内し、分娩施設と情報を共有します。
赤ちゃんの心拍数の変化や、お母さんの子宮の収縮を調べる検査です。通常は妊娠後期で行うため、当院の妊婦健診では基本的に行いません。
赤ちゃんの染色体や体の状態を調べる検査です。受けるかどうかは任意で、受けない選択も尊重されます。
血液、超音波、羊水を用いるものなど種類があり、分かる範囲や精度、負担が異なります。受けられる時期に限りがあるため早めにお申し出ください。
現在当院で対応している出生前検査はクアトロ検査です。少量の採血で、ダウン症候群・18トリソミー・開放性神経管奇形である確率を算出するスクリーニング検査です。検査の推奨時期は15〜16週台で、10日間程で結果が分かります。あくまでスクリーニング検査であり、診断を確定するものではありません。詳しい検査内容については、外来で直接ご説明いたします。
受診票により健診費用の一部が公費で負担されます。お忘れになると自費扱いになることがあります。
恵庭市の受診票は14回分が交付されます。市外にお住まいの方も、お住まいの自治体で交付された受診票をご利用いただけます。
出産予定の施設へ受け入れの可否と受診期限をご確認ください。移動は妊娠32週から34週ごろまでが目安です。経過は紹介状にまとめてお渡しします。
増えすぎても増えなさすぎても影響があります。適切な増え方は体格により異なるため、健診ごとに目安をお伝えします。
栄養面では鉄分、カルシウム、たんぱく質、葉酸を意識し、塩分は控えめにしてください。
経過が順調であれば日常生活は続けていただけます。遠方への旅行や飛行機の利用はご相談ください。
歯周病は早産との関連が指摘されています。安定期に一度、歯科の受診をおすすめします。
血液量が増えるため鉄分が不足しやすくなります。必要に応じて鉄剤を処方します。
妊娠20週以降に血圧が高くなる状態です。毎回の血圧測定と尿検査で早期に見つけます。
自覚症状がなく検査で見つかります。食事の調整で管理できることが多く、必要に応じて専門的な治療をご案内します。
おなかの張りが頻繁になる、出血があるといった症状です。入院が必要な場合は連携先へご紹介します。
はじめて胎動を感じる時期は、初産の方で妊娠20週前後、経産の方はそれより早い傾向があります。感じ始める時期には個人差があり、遅くても心配のいらないことが多いです。
妊娠後期になると、赤ちゃんにも動きの多い時間と休んでいる時間があります。いつもより明らかに動きが少ない、半日ほど感じないという場合は、様子を見ずにご連絡ください。
迷われる場合も様子を見ずにご連絡ください。
当院では4Dエコーを導入しております。赤ちゃんの表情や動きを立体的な映像でご覧いただけます。特に追加料金などは不要です。
白黒の断面像で、妊婦健診で通常使用します。大きさの計測や臓器の確認はこの2Dで行います。
立体的な静止画です。顔立ちや手足の形が分かりやすくなります。
3Dの立体画像に動きを加えたものです。あくびをする様子が映ることもあります。
推奨される時期は妊娠24週から30週ごろです。顔の輪郭がはっきりし、まだ動く余裕がある時期です。
見え方は赤ちゃんの向きや羊水の量で変わり、手足で顔を覆っていると映らない場合があります。
4Dエコーは様子を立体的に見る検査で、体の形の異常を調べることを主な目的としたものではありません。
超音波検査ですべての異常が見つかるわけではありません。気になる点があれば詳しい検査ができる施設へご紹介します。
妊婦健診の経腹エコーはご家族やパートナー様などの同席も可能です。上のお子さまとご一緒に見ていただくこともできます。内診室での診察・検査中は診察室の外でお待ちいただき、終わり次第お声掛けさせていただきます。
妊娠18週を過ぎたころから判断できますが、向きにより分からないこともあります。知りたくない場合はお申し出ください。

えにわ産婦人科
院長 春日 芙貴子
得意な診療・専門領域
保有資格
所属学会
監修者紹介
札幌医科大学医学部を卒業後、函館五稜郭病院、市立釧路総合病院、札幌医科大学などの産婦人科で勤務。製鉄記念室蘭病院の産婦人科科長を経て、えにわ産婦人科の院長として診療にあたっています。
診療で大切にしていること
月経のお悩み、がん検診、不妊の相談、妊婦健診、更年期の不調に対応しています。検査の意味や病気の状態を説明し、一人ひとりのご希望に合う選択肢を、ご納得いただいたうえで選ぶことを大切にしています。
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